令和2年3月30日 市消防団現役3世代

更新日:2022年03月31日

 市消防団現役3世代

 市の消防団として、3世代で地域の安全・安心に向け活躍されている田中さんご一家。
 市消防団副団長で白鳥方面隊長の田中登志夫さんが、3月31日をもって退団されるということで、市長に表敬訪問してくださいました。
 登志夫さんが白鳥町消防団に入団したのは1966年、実に50年以上も前のこと。そして、6年前から長男の宏和さんが、またお孫さんの海斗さんが1年前に加わり、3世代が同時に所属し、活動しているのは市内では初めて、全国でも珍しいことでした。

市の消防団員として活躍している田中さん3世代の写真

退団される田中登志夫さん、宏和さん(長男)、海斗さん(孫)

 「50年間、消防団員をやってきて、一番印象に残っていることは?」という上村市長の問いに、登志夫さんは「昔は山火事が多くて、今から35年前の山火事は忘れられない。3日3晩家に帰れない日もあった。そして49災と51災、平成16年の台風23号の災害は大変だった。」と、その当時のことを話してくださいました。
 宏和さんは、「災害時は消防団である父は家におらず、母親と兄弟だけで家にいたが、自分たちの不安よりも、父がこんな大雨の中、外でいるのが心配だった。」と。そんな言葉に登志夫さんは、家族の理解がなければできなかったと感謝されていました。

田中さん3世代が市長に表敬訪問している様子の写真
市長と並んで写真を撮っている田中さん3世代の写真

 消防団は退団しても、アマチュア無線の免許をいかし、今後も引き続き災害ボランティ協会の協力もしていきたいと話してくださいました。長い間、お疲れ様でした。

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