令和7年6月8日 未来の科学者、発明と自然にふれる 東かがわ市少年少女発明クラブ「採蜜体験」

更新日:2025年06月13日

市内で活動を続ける「東かがわ市少年少女発明クラブ」で、毎年恒例となっているニホンミツバチの採蜜体験が行われました。
この体験は、地域に根付いた自然とテクノロジーを融合させた貴重な学びの場となっており、子どもたちの目は真剣そのもの。会場には、甘く香ばしいハチミツの香りと、笑顔が広がっていました。

ハチミツが出てくる様子に喜ぶ子どもたち

■自然の恵み、日本ミツバチの百花蜜

採蜜を行ったのは、クラブのOBがかつて制作した巣箱。この巣箱には、毎年この時期になるとニホンミツバチの野生群が飛来し、地域の草花から集めた蜜を蓄えます。

「ふつうスーパーで見るハチミツは、セイヨウミツバチが作ったものなんだよ」
「このハチミツは、ここの草花を巡って集めた“百花蜜”。自然の味がギュッと詰まってるんだ!」

そう教えてくれたのは、発明クラブ会長の長谷川さん。クラブは平成18年の発足以来、県知事賞や源内賞など数々の賞を受賞してきた実力派。科学への興味と地域愛に満ちた活動を続けています。

巣箱の説明

■1匹のハチが作るのは、スプーン1杯分!

働きバチの寿命はわずか30~40日。そのうちの半分は巣の中で過ごし、後半は野山を飛び回って蜜を集めます。
1匹が一生かけて作るハチミツは、たったのスプーン1杯(約3グラム)。だからこそ、一滴の甘さに感謝が宿ります。

「おいしい~!」と目を輝かせながら味見する子どもたち。
ハチ同士が蜜を受け渡す過程で水分を飛ばし、自然に熟成された“命がけのごちそう”です。

巣箱を開ける様子

▼蜜がいっぱいの巣箱の重さに驚く様子

巣箱を持つ子ども

▼採蜜機の説明を聞く様子

採蜜用の機械

▼ハンドルを回して圧をかけていきます

ハンドルを回して圧をかける様子

▼圧をかけることで少しずつハチミツが出てきます

ハチミツが出てくる様子

▼ハチミツの味は「甘くておいしい!」

味見をする子ども

■失敗は発明のもと

8月まで子どもたちは、発明作品の制作を進めていきます。
カラフルキャンドル、マイクロビットでのプログラミング体験、ロボット操作体験など、楽しみながら学べるカリキュラムが盛りだくさんです。
指導員からはこんなメッセージも送られました。
「失敗じゃなく、その原因があるはず。それを考えてみましょう。失敗を恐れず、やってみましょう。」

先生の話を聞く様子

YouTubeでも話題!

この採蜜体験の様子は、クラブの公式YouTubeでも公開中。
なんと再生数は5万回以上!全国から注目を集める、発明と自然体験の融合を、みなさんもぜひ一度ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=0qiJcYeAXRA


地域と自然が、子どもたちの未来を育む

花を追って飛ぶミツバチのように、子どもたちの好奇心も広がり続けています。
今後の活動にも、どうぞご期待ください!

発明クラブのみなさん

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