令和7年5月28日 地域を歩いて“ヘルシー＆ハッピー”を発見！ 香川大学看護学生が引田で家庭訪問演習

5月28日、香川大学医学部看護学科の4年生64人が、引田地区のご家庭を訪問し、住民の方々の生活や健康についてお話を聞く実習「ヘルシー＆ハッピー探索」を行いました。
この実習は、健康で幸せに暮らせるまちづくりを考えることを目的とし、引田地区をモデルに2〜3人1組で学生が地域を歩き、目で見て、耳で聞きながら、住民と対話を重ねました。

▼引田の町なみを歩く生徒たち

■ 地域の声にふれる、かけがえのない学び
訪問の際、学生たちは「普段の健康のこと」「日常の楽しみ」「引田の良さや課題」など、住民の方々に様々なお話をうかがいました。
人との出会いや対話を通じて、引田の“あたたかさ”にふれた学生からは、こんな声が上がっています。

■ 学生の感想より
「インターホンがない家も多く、訪問には工夫が必要でした。でも、皆さんとても優しく迎えてくださり安心しました。」
「静かで住みやすい、人柄もよく、ご近所付き合いがしっかりしている地域だと感じました。」
「地元を誇りに思っている方が多いのが印象的でした。」

■ 引田の“暮らしの声” 一部紹介
「古い街並みが残っており人が集まる行事・イベントが多い」
「近くに病院がないことが不安」

■ 今後に向けて
今回の実習では、地域で暮らす方々の“リアルな声”に学生たちがふれることで、教室では学べない多くの気付きがありました。
後日、学生たちによる報告会も予定されており、地域の声を将来の医療・福祉・看護へと活かすためのまとめが行われます。

市民の皆さまの温かなご協力に、心より感謝申し上げます。
若い世代の学びと、地域のやさしさが重なり合うこの実習が、未来の“健康なまちづくり”の大きな一歩となります。

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