帯状疱疹について

更新日:2025年04月23日

帯状疱疹について

帯状疱疹とは

帯状疱疹は、水痘(みずぼうそう)と同じウイルスで起こる皮膚の病気です。多くの方が子どもの頃に感染する水痘ウイルスが原因で起こります。
水痘(みずぼうそう)が治ったあとも、ウイルスは体内(神経節)に潜伏していて、過労やストレスなどで免疫力が低下すると、ウイルスが再び活発化して、帯状疱疹を発症します。
帯状疱疹を発症すると、皮膚の症状だけでなく、神経にも炎症を起こし、痛みが現れます。
神経の損傷がひどい場合は、皮膚の症状が治ったあとも、痛みが続くことがあります。(帯状疱疹後神経痛といいます。)
帯状疱疹を疑う症状に気づいたら、早めに医療機関を受診し、治療を開始することが大切です。

帯状疱疹の初期症状

  • 身体の左右のどちらかの神経に沿って生じる皮膚の痛みや違和感、かゆみなど
  • 痛みは「ピリピリ」「ジンジン」「ズキズキ」「焼けつくような」など表現されることがあります。
  • 胸やお腹、背中、顔面に広がりやすいです。

帯状疱疹の治療

我慢は禁物!早めに医療機関を受診しましょう。

ウイルスの増殖を抑えるための抗ウイルス薬の内服や、症状によって、痛みを抑える鎮痛薬などが使われます。
重症化した場合は、入院治療が必要となる場合があります。
症状を感じたら、早めに医療機関を受診し治療を行うことが、症状の重症化や長期化を防ぎます。

帯状疱疹を予防するためには

免疫が低下しないよう、日頃の体調管理が大切です。
帯状疱疹は、加齢や疲労などによる免疫力の低下に伴い誰でも発症する可能性のある病気です。

  • 1日3食、バランスの良い食事
  • 質の良い睡眠と十分な休養
  • 適度な運動
  • リラックスできる時間をもつ など、よりよい生活習慣を心がけましょう。

帯状疱疹の予防接種について

50歳以上の方は、ワクチンを接種することによって、帯状疱疹の発症を抑えたり、重症化を防ぐことができます。
帯状疱疹予防接種は、令和7年4月1日から一部年齢の方について、予防接種法に基づく定期接種となりました。予防接種の内容については、下記ページをご覧ください。

https://www.higashikagawa.jp/kenko_fukushi/iryo_kenko/yobosesshu/6622.html

帯状疱疹は身体からのSOSです。知らず知らずのうちに、疲れやストレスをため込んでいませんか?
この機会に「免疫を低下させない生活」を見直してみましょう!

この記事に関するお問い合わせ先

市民部 長寿保健課

電話番号:0879-26-1360
ファックス:0879-26-1361
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