感染性胃腸炎(ノロウイルス)に気をつけましょう!

更新日:2022年03月31日

感染性胃腸炎(ノロウイルス)について

 ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、一年を通して発生していますが、特に冬季に流行します。ノロウイルスの特徴を理解し、ノロウイルスによる感染を予防しましょう。

症状

 潜伏期間は24~48時間で、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱などの症状が現れます。
 (感染しても発症しない場合や軽い風邪のような症状の場合もあります。)
 症状は通常1~2日で治りますが、子どもや高齢者は重症化することがあります。
 症状がなくなっても、2~3週間便の中にウイルスが排泄されることがあります。

感染経路

食品からの感染

  • ノロウイルスに感染した人が調理などをして汚染された食品を食べた場合
  • ノロウイルスを蓄積した二枚貝などを生あるいは十分に加熱しないで食べた場合

人からの感染

  • ノロウイルスに感染した人の便や吐物から人の手などを介して二次感染した場合

感染予防のポイント

手洗いの徹底

 調理前、食事前、トイレの後などには、石けんと流水で丁寧に洗いましょう。

【厚生労働省ホームページ掲載より】

加熱する

 ノロウイルスの汚染のおそれがある食品は中心温度が85℃~90℃で90秒以上加熱しましょう。

消毒する

 調理器具等は洗剤などで十分に洗い、熱湯消毒や次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度約200ppm)で殺菌しましょう。

二次感染を防ぎましょう

 ノロウイルスに感染した人の便や吐物の処理は適切に行いましょう。

  • 便や吐物を処理するときは、使い捨てエプロン・マスク・手袋等を着用しましょう。
  • ペーパータオルなどで便や吐物を静かに拭き取り、次に次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度約200ppm)で浸すように拭き取った後、水拭きをしましょう。
  • 拭き取った便や吐物、拭き取りに使用した使い捨て手袋等は、ビニール袋に密閉して廃棄します。ビニール袋に廃棄物が充分に浸る量の次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度約1000ppm)を入れることが望ましいとされています。

この記事に関するお問い合わせ先

市民部 長寿保健課

電話番号:0879-26-1360
ファックス:0879-26-1361
      0879-26-1339

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