マダニによる感染症について

更新日:2023年06月20日

マダニによる感染症に気をつけましょう

 ダニ類の中には「SFTSウイルス」や「リケッチア」という病原体をもっているマダニがいます。この病原体を持ったマダニにかまれることで、「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」や「日本紅斑熱」などの病気になることがあります。マダニは春から秋にかけて活動が盛んです。マダニが生息する場所は、山林や草地などの他、公園や田や畑等にも生息しています。剪定や草取り等の際には注意してください。

マダニが生息する場所に立ち入るときは、咬まれない工夫をしましょう

  • 長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴、帽子、手袋を着用、首筋にはタオルを巻くなど、肌の露出を少なくしましょう。
  • 肌が出る部分は防虫スプレーを噴霧しましょう。
  • 地面に直接寝転んだり、腰を下ろしたりしないようにしましょう。
  • 屋外活動後は、シャワーや入浴で、マダニが付いていないかチェックしましょう。
  • 作業着は家の中に持ち込まないようにしましょう。
  • やぶ等で、犬や猫などの動物にマダニがつくことがあります。ダニ駆除薬もありますので獣医師にご相談ください。

もしマダニに咬まれたら

マダニに咬まれても、痛みやかゆみはなく、気づかないことが多いようです。屋外活動後の着替え時などに、体にマダニが吸着していなどうか確認してください。吸血中のマダニに気がついた時は、できるだけ医療機関で処置してもらいましょう。無理に引き抜くとマダニの一部が皮膚の中に残ることがあります。マダニに咬まれた後、1〜2週間に発熱・発疹等の症状が出た場合は、医療機関を受診しマダニに咬まれたことを告げてください。

参考ホームページ

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