特定外来生物「セアカゴケグモ」について
特定外来生物「セアカゴケグモ」にご注意を!!
特定外来生物に指定されている「セアカゴケグモ」が、平成24年10月10日に東かがわ市中筋地区の(当時)誉水幼稚園付近で市内で初めて発見されました。以降も、市内沿岸部を中心に全域で発見が相次いでいます。セアカゴケグモは、車などに付着して運ばれるなど、遠くに移動する可能性がありますので、市内全域での注意が必要です。
セアカゴケグモは熱帯地方などに分布するクモで、攻撃性はありませんが毒を持っています。絶対に素手で捕まえないようにしてください。
発見した場合には、下記の「対策」と「駆除方法」を参考にし駆除してください。
セアカゴケグモの特徴
生体のメスは約10~15ミリメートルで全体的に黒色または濃い褐色です。
特に腹部の背の部分に赤色の帯状の模様があるのが特徴です。
成体のオスは約3~5ミリメートルで腹部の背の部分に白い斑紋があります。
咬むのは主にメスで、オスによる咬傷事例はないといわれています。
生息場所
日当たりが良く暖かいところや昆虫などのエサが豊富なところで、地面近くの低い場所に生息しています。
例えば下記のような場所にいます。
- 花壇まわりのブロックのくぼみや穴
- 排水溝の側面やふたの裏側
- クーラーなどの室外機や自動販売機との壁のすきま
- 日当たりの良い墓地の花立てや線香立てなどの石の隙間
セアカゴケグモの性質
セアカゴケグモは、基本的におとなしい性格で攻撃的ではありません。
脅かされると死んだふりをして動かなくなったり、逃げようとします。ただ、「毒」を持っていますので、絶対に素手では捕まえないようにしてください。
素手で触るなどしない限り、特に咬まれることはありません。
対策
- 外で作業するときは、手袋をしましょう。
- 不用意に側溝等の隙間に手を入れないようにしましょう。
- クモの生息しそうな場所は、こまめに清掃したり整理整頓したりして、クモの住みにくい環境づくりをしましょう。
駆除方法
- 見つけたら、市販の殺虫剤をかけるか、靴で踏みつぶして駆除してください。
- 卵(卵のう:卵の入っているふくろ)は、踏みつぶすか焼却してください。
(卵には殺虫剤の効果が薄いようです。)
咬まれた時の対応
咬まれたときは、針で刺されたような痛みを感じ、その後、咬まれた周りが腫れ、熱くなり、時間の経過とともに全身に広がります。悪化すると、四肢の痛みや腹痛、けいれんなどが起こることがありますので、病院で治療を受けることが必要です。(できれば病院に、咬まれたクモを持って行ってください。適切な治療につながります。)
この記事に関するお問い合わせ先
市民部 環境衛生課
電話番号:0879-26-1226
ファックス:0879-26-1336
お問い合わせはこちら
更新日:2023年09月27日