タイムスリップ!?東かがわ市 歴史民俗資料館(れきしみんぞくしりょうかん)へ出発!
東かがわ市引田にある、歴史民俗資料館に来たよ!
ぽん太郎
権平さん
親正さん
はまとらくん、よく来たね!
私達は、東かがわ市歴史民俗資料館の公式キャラクター3人組だよ。
ここには、むかし使われていた、めずらしい道具がたくさんならんでいるよ。
一緒に見てみよう!
館内の様子を見てみよう!
展示の部屋は、大きくわけて2つあります。
古い時代の道具から新しい道具へと古い順に道具をおいている
「常設(じょうせつ)展示(てんじ)コーナー」と、
東かがわ市に関係のあるテーマで1年間に5~6回、期間を決めて展示する
「企画(きかく)展示(てんじ)コーナー」があります。
また、昔の砂糖作りの道具や漁業の道具、農業の道具、
郷土出身の久米栄左衛門(くめえいざいもん)が作った時計や鉄砲の部品、
その他、郷土に関する資料なども展示しています。

古い道具は、「人々のくらしコーナー」にあります。
むかしの人たちが「どんなときに、どうやって使っていたのかな?」と考えながら、見学しましょう!
展示してある道具をいくつか紹介するよ!
自分専用の食事の箱
箱膳(はこぜん)
これは、ひとりひとりのおぜんです。
家族それぞれに専用の箱膳がありました。
箱のふたを開けて、裏返して箱の上にのせると、食事をのせる「おぜん」になります。
自分専用の食器にごはんやお汁、おかずをよそってもらい食事をしていました。

ここでクイズ!!
食べ終わった食器は毎回水洗いはしませんでした。
食べ終わったあと、水を使わずに食器をきれいにするために使われていたある食べ物とは何でしょう??
1 うめぼし
2 たくあん
3 なまたまご
正解は2のたくあんでした。
うめぼしも昔の食卓の定番ですが、箱膳の片付けには「たくあん」が使われていました。
なぜ「たくあん」なの?
たくあんは、少しかたくて、スジ(せんい)がたくさんある食べ物です。
だから、お茶をそそいだお茶わんの中でたくあんを動かすと、まわりについているごはんつぶやよごれを落とすことができました。
最後はどうするの?
お茶や白湯で食器の汚れをたくあんでキレイに落とした後、そのお茶を最後に飲み干し、そのたくあんもパクリと食べて片付けが終わります。
当時は水がとても貴重だったので、いま見るとびっくりする方法ですが、水も食べ物もむだにしない片付け方だったんだよ。
3点セットは今の○○○!
羽釜(はがま)
まわりにぐるりと「羽(は)」のような出っぱりがついた、鉄製(てつせい)の重たいお鍋(なべ)です。かまどにのせて、まきを燃やして大火力を出すことで、お米をふっくらおいしくたきあげました。
おひつ
ごはんがたけたら、すぐにこの木製のバケツのような入れ物にうつします。木が、ごはんの余分な水分をすい取ってくれるので、ごはんがベちゃベちゃにならず、ツヤツヤでもちもちになります。
ふご
わらをあんで作った、深いカゴのことです。「おひつ」をこの「ふご」の中にすっぽり入れ、まわりを布などでつつみました。わらと布のおかげで熱が逃げず、何時間もごはんをホカホカのままキープできました。
このように、むかしは「羽釜で美味しく炊いて、おひつで味をよくして、ふごで暖かさをキープ」という3つのステップをふんでいました。

「いまの○○○」に当てはまる今の道具、もう分かったね。
そう、「炊飯器(すいはんき)」!
いまの炊飯器は、この3つの道具のすごわざを、ぜんぶ1つの機械(きかい)にギュッとつめこんだものなんだよ!

この他にも、
おかずを焼いたり煮たりする「七輪」
電気を使わない「冷蔵庫」など今の道具とは使い方がちがう道具がたくさんあるよ。
どうやって使っていたのか調べてみると楽しいよ!
七輪(しちりん)
冷蔵庫
炭を使ったあったか道具3選
角火鉢(かくひばち)
角火鉢は、四角い木製の箱の中に灰(はい)を入れ、その上で炭を燃やして部屋を温める道具です。今でいう「ヒーター」や「エアコン」の役目をしていました。お湯を沸かしたり、お餅を焼いたりすることもできました。

- クイズ!
角火鉢のまわりには、引き出しがついています。ここには何を入れていたでしょう?- お菓子
- 燃やす前の炭
- のりや乾燥させたいもの
正解は… 3の「のりや乾燥させたいもの」です!火の熱で引き出しの中が乾燥するので、湿気やすいものを保管するのにぴったりでした。
こたつ
いまのこたつは机の裏に電気のヒーターがついていますが、むかしは「ほりごたつ(ゆかにあなをあけたもの)」や「格子のついた木箱」の中に、炭をいれた器をセットしていました。
その上に布団(ふとん)をかけるだけで、中がポカポカになりました。
電気を使わないので、どこにでも持っていけるべんりな冬のあいぼうでした。
アイロン
いまのアイロンは電気で熱くしますが、むかしのアイロンは中に「真っ赤に燃えた炭」を直接入れて、その熱で服のシワをのばしていました。
電気のコードがないのでどこでも使えましたが、とても重たくて、うっかりたおすと服がこげて穴があいてしまうので、使うときはハラハラドキドキでした。
炭だけじゃない!お湯の熱を使う道具
湯たんぽ
金属や陶器(とうき)で作られた容器の中に、熱いお湯を入れて、布団の中を温める道具です。火事の心配がなく、電気がなくてもしっかり朝まで温かさが続きます。
実は、今の時代でもエコな道具として人気があります。
その他の道具
番傘(ばんがさ):竹と油紙(あぶらがみ)でできている
洗濯板(せんたくいた):こすってよごれをとる
背負子(しょいこ):荷物をせおう時に使う
箕(みの)と笠(かさ):雨具
消し壷(けしつぼ):炭の日を消す
むかしの道具と今の道具、どこがちがう?
資料館でむかしの道具を見たら、今の道具と「ちがうところ」や「同じところ」をくらべてみましょう。

・火や人の力で動かしていたね。
・ごはんをたくのも、洗濯をするのも、準備や後始末にすごく手間と時間がかかって、体もつかれただろうね。
・上手に使うためにはたくさん練習が必要だったんじゃないかな。
・今の道具は、電気やガスで動くので、だれでもかんたんに、短い時間でラクに使えるね。

むかしの道具は、使うのが大変だったけれど、今の道具にはない「楽しさ」や「良いところ」があります。
たとえば、電気ではなく「炭の火」や「お湯の熱」を上手に使っていました。スイッチ一つで動く今の道具は便利ですが、むかしの道具には、自然の力を大切に使う工夫や知恵がたくさん詰まっています。
今の便利な道具と、むかしの工夫がつまった道具。
「みんななら、どちらをどんなときに使ってみたいかな?」
ぜひ、資料館の道具をじっくり見ながら、考えてみてくださいね!
ぽん太郎さん、権平さん、親正さん、楽しい説明をありがとうございました!



この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会事務局 教育総務課
電話番号:0879-26-1237
ファックス:0879-26-1340




更新日:2026年06月10日