漁業が進化する町~ひけた鰤の巻~

更新日:2026年03月31日

ひけた鰤(ぶり)とは・・・

引田沖で養殖(ようしょく)されたブリのことで、潮の流れが速く、魚がよく運動するので脂がのっていて甘みがあり、身がひきしまっていてとってもおいしいよ。

「ひけた鰤(ぶり)」としてブランド化されており、全国各地に出荷されているんだ。

都会の市場では、「ひけた鰤」という名前を聞いただけで、「これはいい魚だな!」「特別においしいよ!」と分かる人がたくさんいるよ。

とても人気の魚なんだ。

そもそも「養殖(ようしょく)」って何?

はまとら

養殖とは・・・魚や貝などの水産物を人の手で育て、ふやすことなんだ。

 

それでは、ひけた鰤の養殖についてくわしくみていこう。

あまり知られていないが、引田沖ではブリ以外にもタイやカンパチ、サーモンも養殖されているんだよ。一番多い時には60社近くの会社が引田沖で養殖業をしていたんだ。天候や海の状態がとても大きく関係する仕事と高齢化などの問題もあり、今では6社ほどの会社が協力して、全国にひけた鰤を届けているんだ!!

ひけた鰤が出荷されるまで・・・

ブリは出世魚と呼ばれ、成長するにつれて呼び方がかわる縁起がよい魚なんだ!
ここでクイズ!!
成長するにつれて、呼び名を並び替えてみよう!これが分かれば君は、魚博士だ☆
人間にたとえると↓
赤ちゃん → 小学生 → 中学生 → 高校生 → 大人

(1)  ツバス (2)メジロ (3)ブリ (4)モジャコ (5)ハマチ
小さい順に並べかえてみよう!

 

答えは・・・「風土が育てたふるさとのごちそう~大内パセリの巻~」にかいています!!
ぜひふるさとのごちそうの記事も読んでね!

はまとら

時をもどそう!!
どうやって育てるんだろう?
エサと、いけすに秘密がありそうだね。どんな秘密があるか調べてみよう。

いけすで養殖

まずは、ブリの赤ちゃんを仕入れ、小さなイケスで養殖します!!
魚が小さいときは、たて12m×よこ12m×深さ10m の中に約18000尾が泳いでおり、

魚が小さいときのいけす

大きくなると、たて25m×よこ25m×深さ20mの中に約8000尾が泳いでいます。

魚が大きくなったときのいけす

エサは、人工エサ(ペレット)か生エサをあげますが、会社によって使い分けをしてい
るんだ。

人工餌(ペレット)

人工エサ(ペレット)

生エサ

生エサ(1個15kg)

人工エサは、栄養などをまぜて固定物にした物で、金魚のエサを大きくしたような
物だと思えば分かりやすいかな。

生エサの場合は、こおっているのでミキサーで粉々にて、栄養剤のサプリメントをまぜて、船の上で練り上げます。

どんなエサを与えるかがそれぞれの会社の技術力なんだ。これがおいしいひけた鰤につながるんだ!

生えさ用ミキサー

生エサの場合は、このミキサーに冷凍している魚を入れて、粉々にまぜていくんだよ。
カタクチイワシやヒラゴイワシなど時期によってあげるエサもかえるんだ。

生えさ用ミキサー

ミキサーでまぜながら、ビタミン剤の
粉をいれて、海水少々とまぜまぜして
いくんだ。
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなど数十種類の栄養をまぜるんだ。
人が飲むサプリメントより、めっちゃ栄養はいっているんだよ!

生えさ用ミキサー

完成した練り物を魚の成長によって、大きさを変えて切り落としていくんだ。

この後、どうやってエサをあげるか

気になるよねーー!!
 

では、見てみよう!!

すごい勢いで魚が、バシャバシャとはねてエサを食べてたでしょ。この時は、夏なのでハマチのサイズは約50cmぐらいだったよ。

魚がおなかいっぱいになるまで、エサをあげつづけるので、一つのいけすに1時間以上時間がかかるんだよ。ずーっとあの状態がつづきます。

1回のエサに1t=1000キログラムのエサが必要で1時間もかかる・・・これは大変

出荷前のブリサイズになると、もっとたくさん食べるだって・・すご~い☆

 

ひけた鰤でびっくりしたことが2つあるんだ!
エサをあげるシーンもビックリしたけど・・・

びっくり1

なんと小さい魚のうちに人間の子どもと同じで
1尾ずつに予防接種をしているんだって!!
病気になるのを防ぐ。人間の子どもと同じだね( ゜Д゜)

びっくり2

ひけた鰤は、1年ではなく2年かけて大きくし出荷しているんだ!!
1年目の赤ちゃんから、その年の10月ごろまでは引田沖ですくすく成長し、
冬の寒くなる時期は、水の温度が下がり、魚の成長がおそくなるため、暖かい地域に引っ越しをするだって。引っ越しする地域は、会社によってもちがうようで、今回取材した養殖会社さんでは鹿児島県に引っ越しをするんだって!!
どうやって引っ越しするかって??魚だもんねぇ~

答えは、大きないけすがついた船で移動するでした( ゜Д゜)これもビックリ
暖かい地域で4月ごろまで過ごし、また引田沖に帰ってきて、すくすく成長してその年の12月ごろに「ひけた鰤」になって出荷されていくんだって!

ぶりの水揚げ

漁師さんってとっても大変だけど、引田沖の海だからできる養殖の素晴らしさを知ってもらうためにこの地域にある引田小学校では、冬の時期になると引田漁港を校外学習で訪れ、実際に触れて自分の町の良さをあらためて感じるみたいだよ。

引田小学校校外学習の様子
引田小学校校外学習の様子
引田小学校校外学習の様子

引田小学校「ひけた鰤」校外学習の様子

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