地域とつながる、ふれあいの場〜スーパーの移動販売編〜

更新日:2026年03月31日

この前、東かがわ市内のスーパーマーケットへ買い物に行った時、不思議な車が停まっていたよ。

移動販売車
はまとら

近くで見ると、ドライバーさんがトラックの荷台に商品を積み込む作業をしていたよ。作業が終わると、荷台を閉めてお店を出発したよ。
この車は何をするための車だろう?どうしてこの形なんだろう?調べてみよう!

「移動販売車」って何?

詳しく調べるために、市内にあるスーパーマーケットへ見学に行きました。

スーパーマーケット

お店の人に聞くと、このスーパーには「移動販売車」があると教えてくれました。そして、移動販売車のドライバーさんから話を聞きました。
 

出発前 ~積み込み作業の様子~

毎週月曜日~金曜日の午前8時から、移動販売専用のトラックに載せて運ぶ商品を選んでいきます。刺身、魚や肉、揚げ物、パンなど、その種類はたくさんあります。商品は、ドライバーさんが選びます。

商品選び
商品選び

実際に販売に行く人が選ばないと、お客さんの好みやよく売れるものが分からないからです。種類ごとにケースに入れ、外のトラックへと運びます。
 

移動販売車への積み込み

次に、選んだ商品をトラックに載せていきます。これもドライバーさんの仕事です。商品をどこに置いたのかがよく分かり、お客さんに尋ねられた時も安心です。毎回同じ場所によく似た商品を置くことで、売る人も買う人も分かりやすいように工夫しています。積み込みは、季節や天候に関係なく、いつもお店の外での作業になるので大変な作業です。出発前の積み込み作業は、午前10時までに終わらせます。

いよいよ出発!移動販売車の一日を見てみよう!

午前10時頃、移動販売車がお店を出発します。あらかじめ曜日ごとに販売場所が決まっていて、日によって行き先は違います。販売場所に到着すると、スーパーの店内でおなじみの音楽を流して、地域の人に知らせます。
販売時間になると、お客さんが来ます。中には、販売車が来てくれるのを楽しみにしていて、5分前から待っている人もいました。ドライバーさんは、お客さんが見たり選んだりしやすいように、商品を棚から出して並べます。

商品を並べる
商品を並べる
商品を並べる
商品を並べる

「○○はある?」とお客さんから聞かれると、ドライバーさんは「ありますよ!」とすぐに答えて出していました。

欲しい商品がない時はどうするの?

欲しい商品がない場合、ドライバーさんに注文して頼むことができます。翌週、販売場所に来た時に、注文した商品を購入することができます。
確実に渡せるようにするため、事前に注文された商品は、他のものとは違う場所に分けて車内に置いています。

特にお客さんが多く集まる場所は?

老人ホームです。デイサービスを利用している方や入居している方がたくさん集まっていました。利用している方に話を聞くと、「週一回、販売車が来てくれる時間が楽しみだよ。」と言っていました。

老人ホームでの様子

移動販売の商品は、現金やポイントカード(チャージ可)で支払うことができ、多くのお客さんが利用しやすいように工夫されています。
夕方、移動販売車はお店に戻り、残った商品(冷蔵庫保存のものや惣菜)を降ろします。夕方のタイムセールに出す商品もあり、食品ロスに繋がらないようにします。

もし、家の近くにスーパーがなかったらどんなことに困る?

「スーパーなどのお店が家から遠い。」「車の運転ができないから自分で買い物に行けない。」「スーパーが近くにあっても自分一人では移動ができない。」
地域には、様々な理由があって買い物ができない方がいます。
ドライバーさんは、「この仕事は、地域のためになる。特に一人暮らしのお年寄りの方の様子を気にかけることができる。」と言っていました。

はまとら

毎週、決まった時間に来てくれる移動販売車の便利さを感じました。

どうして宅配サービスだけではいけないの?

宅配サービスとは……
注文した商品を家の玄関まで届けてくれるサービスのこと

移動販売の良さ(メリット)について、利用者の方に話を聞きました。

「やっぱり実物を見て、欲しいと思ったものを買いたいわ。」
「近所の人と話しながら買い物できる時間が楽しみだわ。ドライバーさんがおすすめの商品を教えてくれるからありがたいわ。」
「人と話せる楽しみがあるのは幸せなことだよ。」

値段はスーパーの店内と同じなの?

販売手数料がかかり、商品1点につき10~20円くらいプラスしています。しかし、ガソリン代やタクシー代を払ってスーパーに行くよりは安いかもしれません。

〈各小学校区での販売の様子〉

引田地区…老人ホーム、自治会館など

引田地区の様子
引田地区の様子

白鳥地区…コミュニティセンター、老人ホーム、公民館など

白鳥地区の様子
白鳥地区の様子

大内地区…自治会館、交流センター、コミュニティセンターなど

大内地区の様子
大内地区の様子
はまとら

東かがわ市は市民の高齢化が課題です。おじいちゃん、おばあちゃんと離れて暮らす世帯が増え、高齢の方は買い物に困る場面があります。10年前と比べて、「移動販売」の需要が非常に高まっています。
 

まとめ

スーパーの移動販売は、東かがわ市でも行っています。トラックで、市内のいろんな場所に来てくれるサービスで、買い物に困っている人を助ける役割があります。お店に行かなくても家の近くで買い物ができて便利です。宅配サービスとは仕組みが違って、その場で買い物ができます。
トラックには、新鮮な魚や肉、野菜や果物、惣菜、冷凍食品、アイス、カップ麺、お菓子、飲料、調味料、日用品など、数多くの商品が積まれていました。

はまとら

買い物が大変な人が助かるだけではなく、ドライバーさんとお客さんの温かいコミュニケーションから地域のふれあいが生まれる、とてもすてきな取り組みだと感じました。

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