伝統の技が光る和三盆糖
日本の高級な砂糖、和三盆糖(わさんぼんとう)の特徴は??
ふつうの砂糖よりも、しっとりしていて、やさしい甘さ。
口の中ですーっととけるのが特徴。
外国の方にも超人気。中学生海外研修でお土産に持って行った人もたくさんいるらしいよ!
ALTの先生たちにもすごく好評だよ。

引田で昔から作られている砂糖作りを調べよう。
和三盆糖づくり
〈和三盆糖の作り方〉
和三盆糖はどのようにして作られているのだろう。
和三盆ができるまで














和三盆糖はサトウキビを絞った汁を煮詰めて作った、あめ色の白下糖からできています。
盆の上で白下糖をといで粒を細かくし、糖蜜を抜くという作業を5回繰り返すと和三盆糖がやっと完成します。全部で1週間もかかるそうです。
力と根気のいる大変な仕事で、手間暇がかかっているんだよ。
和三盆糖を丸めたり、木型に詰めたりしていろいろな形にして固めたお菓子のことを和三盆というんだよ。

どうして和三盆糖を作るようになったのかな。
和三盆糖を作るようになった歴史を調べよう。
和三盆糖づくりの歴史
東かがわ市で和三盆糖が作られるようになったのは1804年(文化元年)のことです。
江戸時代の中ごろ、高松藩主が池田玄丈(いけだげんじょう)に命じて砂糖作りをさせていました。当時,砂糖は大切な薬として使われていました。しかし、よいサトウキビの苗が手に入らなかったため、よい砂糖を作れませんでした。弟子の向山周慶(さきやましゅうけい)が引きついだころ、良助(後の関良助)という人が奄美大島から四国へお遍路の旅に来ていました。良助が病気で倒れていたところを向山周慶が助け、その恩返しとして、持ち出し禁止になっていた奄美大島の種きびを命がけで運んで来ました。届けられたサトウキビを育て研究を重ね、苦労の末にようやく今のような和三盆糖がつくられるようになりました。

和三盆糖づくりは今から200年以上も前から始まっていたんだね。
いろんな苦労があって完成したんだね。
辛抱強く和三盆糖づくりを続けたのはすごいな。
和三盆糖を作るのに大事なことはなんだろう。
和三盆糖づくりの工夫
和三盆糖はあたたかくてやわらかい上品な甘さと後味のよさが特徴です。サトウキビのもつ風味を生かした自然の味は、サトウキビの汁をたきつめる時に灰汁を丁寧にとることから生まれます。そのため、サトウキビを育てる畑の土地が大切です。土がよくないと、サトウキビの汁から灰汁がうまく取れなくなってしまうのです。東かがわ市を中心としたサトウキビ作りに向いた土地を選び、サトウキビを育てています。産地がちがうと同じ味にはなりません。
和三盆糖本来の味を伝えるために、200年前から続いている作り方を守っているんだね。
今では、和三盆糖を使った洋菓子がとても人気です。和三盆糖を使うと、普通の砂糖では出せないふんわりと甘さが広がったり、ほんのりみつのような香りが出たりします。口どけもやさしい感じになり、とても贅沢な味わいになります。

学校に出てくる給食の和三盆も味わって食べよう。
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更新日:2026年03月31日