ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症(子宮頸がん)定期予防接種について

更新日:2023年04月12日

ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症(子宮頸がん)予防接種は、積極的勧奨を差し控えていましたが、接種による有効性が副反応のリスクを上回ると認められたことなどから、令和3年11月26日付の厚生労働省の通知により、令和4年度から積極的勧奨を再開することとなりました。

ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症(子宮頸がん)定期予防接種の実施について

積極的勧奨再開に伴い、本市では、次の方へ予診票等を同封した個別通知を行います。同封のHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン等に関するリーフレット等をご確認いただき、効果及び副反応等の注意事項を十分にご理解いただいたうえで体調の良いときに予防接種を行ってください。

令和5年度 定期接種対象者 :平成19年4月2日〜平成24年4月1日生まれの女子

令和5年度 個別通知対象者 :令和5年度に中学1年生となる女子(平成22年4月2日生まれ〜平成23年4月1日生まれ)

送付日:令和5年3月29日

定期接種の期間は小学6年生〜高校1年生の学年相当年齢の間(12歳になる年度の初日から16歳になる年度の末日まで ※標準接種時期は中学1年生相当年齢)です。小学6年生で接種を希望される方へは個別に予診票を送付しますので、保健課までご連絡をお願いします。

なお、令和4年度個別通知をした、平成19年4月2日〜平成22年4月1日生まれの方は、現行の予診票で接種することができます。

キャッチアップ接種について

積極的勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方に対して、公平な接種機会を確保する観点から、定期接種の機会が設けられています。

実施期間:令和4年4月〜令和7年3月(3年間)

対象者:平成9年4月2日〜平成19年4月1日までに生まれた女子

令和5年度 個別通知対象者:平成18年4月2日〜平成19年4月1日生まれの女子

送付日:令和5年3月29日

特例措置として、平成18年度生まれ(H18年4月2日〜H19年4月1日)の女子は、令和5・6年度の2年間、平成19年度生まれ(H19年4月2日〜H20年4月1日)の女子は、令和6年度の1年間のみ対象となります。

香川県外で定期予防接種を希望される方へ

原則、市内または県内の協力医療機関での接種となりますが、やむを得ない事情等による他県長期滞在のため、香川県外の医療機関で定期予防接種を希望される場合は、その費用を東かがわ市が定める金額を上限として払い戻すことができます。香川県外等の契約外医療機関で定期予防接種を受けるには、予防接種を受ける前に「東かがわ市予防接種実施依頼書交付申請書」の提出が必要です。詳しくは、保健課までご相談ください。

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンを任意接種された方への償還払いについて

国の通知に基づき、本市では積極的接種勧奨の差し控えにより定期接種を逃し、定期接種の対象年齢を過ぎてHPVワクチンの任意接種を自費で受けた方に、接種費用の助成を行います。

 

【対象者】

次のすべてに該当する方

・平成9年4月2日から平成17年4月1日までに生まれた女子

・令和4年4月1日時点に東かがわ市に住民登録のある方

・16歳となる日の属する年度の末日までに、3回の定期接種を完了していない方

・17歳となる日の属する年度の初日から令和3年度の末日(令和4年3月31日)までに任意接種を受け、実費を負担した方

・HPVワクチンのキャッチアップ接種を受けていない方

 

【申請方法】

東かがわ市役所保健課へ申請書と必要書類を提出

 

【申請に必要なもの】

(1)支払額及び接種回数が証明できる書類の原本(領収書等)

(2)接種記録が確認できる書類の写し(母子健康手帳、予防接種済証又は接種済みの記載がある予診票等)

ない場合は、申請用証明書でも可。

(3)被接種者の氏名、住所、生年月日が確認できる書類の写し(住民票、健康保険証、運転免許証等)

※申請者が保護者の場合は、双方のもの

(4)申請者の振込口座の通帳

(5)申請者の印鑑

 

【償還額】

被接種者が負担した実費に相当する額を支給する(最大3回接種分まで)。

 

【申請期限】

令和7年3月31日

 

【申請書】

ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症(子宮頸がん)予防ワクチンに関する情報

HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンに関するリーフレット

子宮頸がんとは

子宮頸がんとは子宮の入口(頸部)にできるがんで、性的接触によって感染するヒトパピローマウイルス(HPV)が原因で発症することが分かっています。HPVに感染すること自体は特別なことではなく、感染してもほとんどが自然に排除されますが、数年~十数年にわたって持続的に感染することでがんになると考えられています。子宮頸がんは、ワクチンだけでは予防することができません。20歳以上の女性の方は、子宮頸がん検診も受けることが大切です。

ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症(子宮頸がん)ワクチンについて

ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症(子宮頸がん)ワクチンは、子宮頸がん全体の50~70%の原因とされる2種類(16型・18型)の ヒトパピローマウイルス(HPV)に予防効果があると言われています。

ワクチンの種類・接種間隔

・HPVワクチンには3種類のワクチンがあります。

・HPVワクチンの接種は、同じ種類のワクチンで接種を完了することが原則です。

・3種類いずれも、1年以内に接種を終えることが望ましいとされています。

・2価HPVワクチン(サーバリックス)または4価HPVワクチン(ガーダシル)で規定の回数の一部を完了したものが、9価HPVワクチン(シルガード9)で残りの回数の接種を行う方法については、安全性と免疫原性が一定程度明らかになっていることや海外での取り扱いを踏まえ、適切な情報提供に基づき、医師と被接種者等がよく相談したうえであれば、交互接種をしても差し支えないこととしています。

種 類 間 隔
サーバリックス(2価) 1回目の接種から1か月の間隔をおいて2回目を接種し、1回目の接種から6か月の間隔をおいて3回目を接種する。
ガーダシル(4価) 1回目の接種から2か月の間隔をおいて2回目を接種し、1回目の接種から6か月の間隔をおいて3回目を接種する。

シルガード9(9価)

※令和5年4月から定期接種

1回目の接種が15歳未満 1回目の接種から6か月の間隔をおいて2回目を接種する。
1回目の接種が15歳以上 1回目の接種から2か月の間隔をおいて2回目を接種し、1回目の接種から6か月の間隔をおいて3回目を接種する。

 

健康づくりマスコット げんきくんとえがおちゃんのイラスト

この記事に関するお問い合わせ先

市民部 保健課

電話番号:0879-26-1229
ファックス:0879-26-1339

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