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-広報 2006年 8月号 テキスト版-

第41号(2006年8月1日発行) テキスト版

特集

働くってどんなこと?
 
 近年、フリーター、ニートの増加が問題となっています。決まった職に就くことを好まないフリーターは、10年間で倍増し、就職する意思がなく職業訓練もしていない若者ニートは、10年間で1.5倍に増えています。
 今回、大川中学校2年生が職場体験を行いました。中学生は「働く」ことをどう感じたのでしょう。中学生のインタビューから「働く」ことについて考えていきます。
 
 
 全国でフリーターの人口は213万人(2004年厚生労働省調べ)。また、学校に行かず、仕事をせず、職業訓練も受けず、さらに求職活動もしていない若者ニートも増加傾向にあります。
 フリーター、ニートが増加した原因として、雇用形態の変化、専門性を有する人材の中途採用増加、新規雇用の抑制等が挙げられます。また、価値観の多様化を背景に若者の中でも『働く』事に対する意識の変化がみられるようになってきています。
このような状況の中、早い時期から正しい勤労観の育成、職業選択に関する情報提供が重要となっています。
 
中学生の「働く」
 中学生は『働く』くことを、どのように感じているのでしょう。大川中学校2年生の約140人が7月4日~6日までの3日間、職場体験を行いました。生徒達は自分で働きたい職場を探し、職場体験を計画しました。向かった職場は飲食店から消防署まで多種多様。事前に学校でマナー講習をうけ準備万端の生徒達。自ら選んだ職場で、何を経験し何を感じたのでしょう。中学生の声を「きらりはまち」が紹介します。
 
きらりはまち:仕事をすることにどんなイメージを持っていたの?
森さん 生活するためにお金を稼ぐことだと思っていました。
中村さん 人に気を配らなければならないし、ミスをしたらクビになるので難しそうだと思っていました。
大西さん 知り合いとか友達がたくさんできるので、楽しそうだというイメージを持っていました。
木村さん 自分の好きな仕事ができたら楽しいと思っていました。
 
きらりはまち:なんでこの仕事を選んだの?
森さん 本が好きで、普段から良く図書館を利用していました。将来、図書館司書になりたいと思っていたのでとらまる図書館を選びました。
久野さん 忙しいのが好きだし、体を使って仕事した方がやりがいを感じると思ってうどん屋を選びました。
髙畑さん 将来、サービス業をしたいと思っています。だから接客を経験できるうどん屋を選びました。
 
きらりはまち:困ったことは?
久野さん 洗い物の量が多いことです。
大西さん 立ちっぱなしなので足が痛くなりました。
山本さん 保育所では、一人の子だけじゃなくまんべんなく全員の世話をしなければならないので大変でした。
 
きらりはまち:嬉しかったことは?
髙畑さん うどん鉢を下げるときに、お客さんにありがとうと言ってもらえた。
大西さん 従業員の方と一緒に働くうちに、連帯感を感じ楽しいと思えるようになってきたことです。
 
きらりはまち:イメージと、実際の職場のギャップは?
久野さん 開店前の準備にすごく時間がかかるし、全ての作業が入念で細かいことにギャップを感じました。
大西さん うどんを作るのは楽しそうだと思っていましたが、掃除とか片付けやそれ以外のことにすごく時間がかかることは予想外でした。
 
きらりはまち:初めて知ったこと、学んだことは?
森さん いつも相手の立場に立って仕事をしなければならないんだと分かりました。
久野さん いつでも笑顔が大事なんだと教わりました。
髙畑さん ただのお手伝いじゃなくて責任をもって取り組まなければならばいことです。
大西さん 自分から積極的に考えて仕事を見つけることが大切なのだと学びました。
 
きらりはまち:意識は変わった?
森さん 働きながら楽しみが感じられる仕事が、やりがいのある仕事だと思い始めました。
中村さん 働くということは、自分だけでなく人に幸せを与えることでもあるのだと感じるようになりました。
三好さん 楽しんで仕事できるのが、働くうえで一番大切。将来は楽しんで働ける仕事に就きたいです。
大西さん 楽しいだけじゃなくて、忙しさもありました。でもその後には、達成感があるんだと気付きました。
髙畑さん 自分一人でやるものだとばかり思っていたけれど、大変な仕事でも仲間と一緒にワイワイやりながらすれば楽しいのだと分かりました。
 
勤労の意義
 職場体験をした中学生から多く聞かれたのが「楽しんで働きたい」ということでした。「楽しんで働ける職場なら、忙しくてもそれをやりがいとしてまた頑張れる」と目を輝かせていました。楽しさを見出せる職業を、主体的に選択していくことの大切さを肌で感じたようです。
「働く」ことは同時に職場での人間関係の形成でもあります。インタビューの中で紹介したように、職場の仲間と一緒になって仕事をやり遂げることの素晴らしさを中学生は学びました。
 
これからの「就職」にむけて
 フリーターは、若者にとっては色々な情報に触れることができ、雇用機会が拡大するというプラスの部分もあります。
 しかし、「税収の低下」、「少子化の進行」、「社会保障制度の崩壊」、「技能継承問題」など社会への影響も深刻です。
 私達は、この問題を若者だけの問題としてとどめることなく、地域全体の問題として考えていかなければなりません。若者が、働くイメージを具体化し、地域貢献の担い手として活躍していくため、私達にもできることがあるのではないでしょうか?
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